私のユキコ道実践記4

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貴女は、男性が居ないと寂しいですか?
一人で過ごすと、寂しさを感じますか?
男性に溺愛された女性は、幸福感でいっぱいになります。
それは、とても居心地の良い状態ですから。
でも、私は一人で過ごす時間が1番癒される人間でしたので、
たとえ溺愛されたからといって、
四六時中一緒に居るのは、息が詰まりました。
「溺愛されている女性は、旅先でパートナーの男性と、
 6時間離れるのも耐えられない」
という話を聞き、
果たして自分にもそんな相手が現れるのか?
信じられないくらいでした。
また、今日までに、
ステイタスの高い男性との出会い方なども、
過去記事にUPさせて頂きましたが、
そういう男性にプロポーズされても、
「男性は浮気する生き物。
 今は一途でも、いずれいつかは」
という私の意識は変わりませんでした。
ユキコ道は、実践に向き・不向きがあるようですが、
私は実際に「結果を出していた」と言えたでしょう。
にもかかわらず、結局仕事ばかりして、
一向に結婚を決めない私。
私の事を古くから知る男性には、こう言われました。
「あなたが社長に抜擢されたって、僕は何も驚かなかった。
 ただ、結婚するって言ったら、死ぬほど驚くよ!」
その言葉には、正直ちょっとショックでした(笑)
「だって、目が肥えてるんだもん。
 一体誰となら結婚するのやら」
彼はよく、こうも言ったものです。

「男性ならいくらでも紹介するよ。
 あなたなら選り取り見取りでしょ?」

「じゃ、お金持ちじゃなくて良いんで、
 誠実な方お願いします」

「それは無理。
 僕、知り合いにはお金持ちしか居ないし。
 世の中、美女はたくさん居るけど、
 優秀な男性は少ないから、
 複数の女性が一握りの優秀な男性を共有するんだよ」

「だったら良いです…」

「(笑)」
そんな私に転機が訪れたのは、
年の瀬も近づいた○年前の師走。
母から受けた1本の電話が始まりでした。
「ねぇ、悪魔嫁ちゃん。
 あなたは要らないって言うでしょうけど、
 年末年始、こっちに帰ってきたとき、
 お見合いしてみない?」
(つづく)

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