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天使夫は移動中、悪魔嫁が退屈しないよう、
iPADで動画や画像を見せる事がございます。
または、悪魔嫁が何気なく聞いた事を、
すぐさまiPADで調べたり。
この日は、珍獣談義に花を咲かせました。
天使夫
「(移動中、窓から看板を見て)アリクイのイラストだ」
悪魔嫁
「まあ。信じられませんわ。
あれはアリクイではなく、バクよ」
天使夫
「アリクイじゃないの？」
悪魔嫁
「当然よ。バクとアリクイは全く異なる生き物よ。
アリクイは、バクよりはアルマジロの顔に似てると思うわ。
それに、バクは白黒ですもの」
アルマジロ
(出典:http://jusjus.exblog.jp/3699165/)
天使夫
「見てみよう(iPADで検索)」
悪魔嫁
「私、アリクイってあまり好きになれませんの。
ほらね。全然あのイラストのバクと違いますでしょう？」
アリクイ
(出典:http://ameblo.jp/kouchian925/entry-12140809512.html)
天使夫
「本当だ」
悪魔嫁
「この、足より顔が細いところが、何とも言えず恐ろしいわ。
この足が」
天使夫
「僕はアリクイについて、足より舌の方が怖く感じるけど・・・」
(出典:http://labaq.com/archives/51017520.html)
悪魔嫁
「そんなの、あの足に比べれば、なんて事ナイわ。
アリクイよりは、獏のほうがまだ好感を持てます。
この丸みを帯びたフォルム」
バク
(出典:http://www.aws-s.com/search/detail.php?id=att016)
悪魔嫁
「長くはない前足を折りたたんで寝る様」
(出典:http://sosion.blog27.fc2.com/blog-entry-1153.html)
悪魔嫁
「うなだれたシルエット」
(出典:https://pixabay.com/)
天使夫
「アリクイの威嚇はちょっと可愛いかも。
これがアリクイの威嚇のポーズなんだって」
(出典:https://matome.naver.jp/odai/2142219789864185001)
悪魔嫁
「愛くるしさで言うなら、
コビトカバに勝る珍獣はいないわ」
天使夫
「コビトカバ？」
コビトカバ
(出典:http://do-butsu.com/877/.html)
(出典:http://side-way.jugem.jp/?eid=995)
悪魔嫁
「コビトカバは最高よ。
あらゆる角度から珍獣の最高峰」
悪魔嫁は妹に「姉は変な生き物ばかり集めてくる」と言われておりますが、
やはりコビトカバは素晴らしいです。
天使夫
「上野動物園に居るらしいよ。
今度見に行ってみる？」
悪魔嫁
「考えておきます」
その後、天使夫が色々なコビトカバの動画を見せて下さいましたが、
スローなコビトカバの動画を見ているうちに、ウトウトしてしまいました。
恩賜上野動物園 コビトカバ
