ユキコ道が「ズレる」とは?3

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ただ、逆に考えてみますと。
女性も、男性が男性同士で行くような場所を、
あまりリクエストしませんからね。
性差(?)を考えずに、
「こういう所へ連れて行ってくれるはず!」
と期待するのが女性ですから、
ガッカリしてしまうのもお互い様なのかもしれません。
さらに、お金を出す場面。
私は、天使夫と割り勘をした事は一度もございません。
それはなぜかと申しますと、
私がお財布を出しもしなかったので、
「なるほど、そういうものなんだな」
と天使夫がおそらく認識したからであり、
私がそそくさとお金を出して居れば、
「ふうん、そういうものなのか」
それはそれで納得して割り勘にしていたかもしれません。
男性同士の付き合いでは、割り勘が基本ですから。
彼らには、自分が全額負担したいとか、したくないとか、
特に希望があるわけでもないのです。
要するに、
「これはユキコ道的に、
 惚れられてないからこういう扱いなんだな」
と思われるような言動が、
「本気で知らない・分かってない(悪意もゼロ)
 死ぬほど気が利かない」

ゆえに、ユキコ道を実践しても、
「つれない」「ミステリアス」「フェザー」
相手をそんな女性とも識別できず、
各テクニックも、やたら理論的に解釈されるだけなのです。
これがもし、
「女性は男性と同じように扱ってはいけない。
 デートは男友達と遊ぶのとは別コースが必要」
↑こんな事が自ら分かる理系男性であれば、
 もう学生時代に売れています。
また、彼らの特徴として、
他の男性が「うわ、重い…」と引くような女性の重さには、
意外にも動じない点が挙げられます。

女性が感情的になっても、
表面的な言動にとらわれず、
なぜ感情的になっているかを冷静に分析できます。
そして、
「惚れていないからしない」ではなく、
「本気で分からないからできない」だけの場合、
どうすれば女性が嬉しいかを伝えれば、
喜んでそれを実行してくれます。

これが私の思う、最大の「ズレ」ですね。

ユキコ道は溺愛チェッカーであり、
「尽くさないのは、溺愛していないから」
との結論に至るのですが、
彼らの場合、惚れていても、
上手い尽くし方が本気で分からなかったりするのです。
(溺愛と女性に思われる行動が分からない→振られる→失意のどん底)
ふつう、惚れてない女性に、
色々リクエストされれば、
鬱陶しく面倒なだけです。

ですから、あまりにも女性慣れしていない男性には、
時にはリクエストしたり、ワガママを言ってみるのも、
私はアリだと思います。
ちなみに、天使夫は、私を観察し、
発見した自分の改善点をノートに書き留め、
日々「悪魔嫁の取扱説明書」を更新し続けてくれています。
天使夫の同僚の言葉
「結婚したら、色んな問題が起きて、
 一緒に乗り越えていかないといけなかったりするけれど、
 そのとき、相手のまた新しい一面を知ると、
 もっと相手を好きになれて、結婚って良いなと思う」

私もずっと
「惚れていれば、できるはず」
「惚れていれば、分かるはず」
と思って参りましたので、
まだ主人が私の扱い方を知らなかった段階では、
主人が自分をそれほどは愛していないからこうなのか?
と疑った事もあるのですが、
いつも結局は必ず、一切の不安を吹き飛ばしてくれました。
どうすれば貴女が喜ぶか?
それをどんどん研究&改善してくれる彼ならば、
ユキコ道基準の溺愛に到達するポテンシャル「あり」です。

(完)

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