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下記は、10年連続納税日本一で有名な、
斉藤一人氏のお言葉です。
“誤解しないでくださいね、
私は、結婚はしないほうがいいと、
いっているわけではありません。
結婚はしたほうがいいんです。
なぜかというと、
結婚式をしているときが幸せで、
別れたときは倍しあわせ。
そのうえ、夫婦でいる間に
修行になるんですから。
何の修行かというと、
人は人を変えられない、
という人間関係の修行。
そのことを学ぶために、
相性の悪い人間同士が
一緒に合宿生活するんです。
この修行を乗り越えるには、
まず、相手に絶対期待しないこと。
それから、相手を絶対変えようとしないこと。
この二つしかありません。
それはなぜかというと、
人は他人に自分を変えられたくないんです。
変えられたくないから、
互いに正当性を主張し合うんですけど、
どっちが正しいか、じゃないんです。
育ってきた環境とか、
生活様式がお互い違うだけなんです。
夫婦に限らず、人間関係は、
「相手に期待しない。相手を変えようとしない」
の修行です。
自分が育ってきた場所では正しかったことでも、
他人のところではそうではないことがあるんだから、
互いが「自分が正しくて、相手が悪い」と、
いい合っていたら、キリがありません。
人間関係をよくしたいと思うならば、
相手を変えるより、
自分が変わる以外に術がありません。
よく結婚式で、新郎新婦が
「言いたいことは言い合える夫婦になりたい」
とかいいますが、あれはいけません。
夫婦でも、お互いいいたいことをいい合ったら、
壮絶なバトルに発展します。
夫婦でさえそうなのだから、
お互いマナーというものをもって、
相手の気持ちを思いやりながら話す、
というのをやっていかなくてはいけません。
ちょっと気取っていえば、
「ウイットのある言葉」というのでしょうか?
話す言葉が明るくて笑いがある。”
—斎藤一人氏 (商売の売り上げだけで納税額日本一) 著「ツイてる」 より
私は仕事でスキルアップしていく為に、
たくさんの自己啓発や経営者の考え方、
マーケティングなどを学びました。
斉藤一人氏の著書も、
ビジネスで非常に役立ち、
同氏を大変尊敬しております。
しかし、結婚観については、
「私もそうなりたい」
とは思えませんでした。
ただ、お金を稼ぐ能力だけでなく、
人として尊敬され、愛されている人でも、
おとぎ話のような幸せな結婚を果たせている方は、
非常に少ないのです。
年収数千万円から何百億円まで、
様々な社会的成功者と出会ってきた上で、思います。
お金持ちになる事よりも、
幸せな結婚をする方が難しい、と。
