なぜ投資家はケチと言われやすいのか?

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お金持ちなら、気前よくどんどんお金を払ってくれそうな気がします?
「お金持ちほどケチ」なんて仰る方もいらっしゃいますね。
特に、投資家は一般のサラリーマンより遥かに収入が良い方が多いのに、
その割に金払いが悪いとか言われたりします。
純粋にお金が好きだから、お金を無闇に使いたくないとか、
つい支出に対するリターンを考えてしまうとか、
もちろん人それぞれ色々な理由があると思います。
中には、気前が良い方もいらっしゃるでしょうしね。
でも、これは職業の性質の所為も大きいと思いますよ。
まず、サラリーマン。
基本的にサラリーマンは、銀行の預金残高によって、
翌月のお給料が変動したりしませんよね?
(預金残高が多いほど、翌月のお給料が増えるシステムなら、
今より国民の総貯蓄額が増えそうですけれど)
しかも多くの方は、その預金残高の用途が、
家を買うとか好きなものを買う、
子供の学費に使う、老後の蓄えにするなどで、
「増やす為」には活用していらっしゃいません。
ですから、「ボーナスが入ったから自分へのご褒美」
という発想になるのでしょうね。
でも、経営者の方は、事業の拡大の為に、
資金をプールしておきたいところですよね。
その為には、サラリーマンの方とは別の用途で、
お金を活用する機会があると言えます。
他方、投資家の方。
投資家の方にとっては、
お金自体が労働力そのもの。
基本的に、手元にあるお金が多いほど、
リターンが増える職業
です。
だからこそ、十分な収入があっても、
投資以外の支出を抑えたくなったりする
のです。
それを理解していないと、
なぜ資産があるのに倹約したがるのか、
ピンと来ないかもしれません。
もちろん、倹約のレベルは、
収入に応じて違いますけどね。

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