「悪魔嫁は初デートで、
しかも何度もプロポーズされた事があるみたいだけど、
私は初デートでプロポーズどころか、
まだ一度もプロポーズされた事ないわよ!」
私が申し上げるのも何ですが、そういう場合も、
全くお気になさらず。
何も問題はございません。
なぜならば。
悪魔嫁が天使夫と出会い、結婚に至った事と、
それまでに受けたプロポーズには、
何の相関関係も無いからでございます。
当たり前ですが、
人生初のプロポーズを受けて、
幸せな結婚をした女性なんて、
ごまんといらっしゃいますよ。
というより、
そういう女性の方が多いのでは?
ですから、
貴女に問題があるからプロポーズされた事が無いのではなく、
むしろ、まだお相手様と出会えていないから
プロポーズされた事が無いだけ。
↑こちらの可能性の方が圧倒的に高いです。
だいたいですね。
結婚したい相手以外からのプロポーズなんて、
たいがい鬱陶しいだけですよ。
貴女だって、
「うわっ。この人だけは絶対ナイわ~!!」
という男性に、
毎日毎日「結婚して!」と付きまとわれましたら、
お厭ではございませんか?
生理的に受け付けないタイプでも思い浮かべながら、ご想像下さい。
それに、
「この人だけは絶対ナイ」
と思うタイプは、人それぞれ違うわけです。
街を歩いてご覧あそばせ。
失礼ながら、
「わあ~!こんな人でも結婚できるんだ!」
と驚くようなカップルも、
居なくはナイはずですよ(そう思う基準も人それぞれでしょう)。
しかも、何百回プロポーズされましても、
一夫一婦制の国では1人のプロポーズしか受けられませんから。
多いだけ時間の無駄でございます。
さらに悪魔嫁の場合、天使夫との出会いは
親の友人繋がりでセッティングとなったお見合いでしたので、
「お見合い」という性質上、結婚前提と言えたかもしれませんが、
天使夫は、初デートでプロポーズしてきませんでした。
ユキコ道でも、初デートでプロポーズされろとは言われておりません。
あくまで、初デートから2ヶ月以内でございます。
(※「出会ってから」ではなく「初デートから」)
何人もの人から何度もプロポーズされて、
プロポーズの経験値を上げて、
RPGのようにレベルアップしなければ、
溺愛結婚に至れないわけではございません。
貴女が「Yes」と言いたくなるプロポーズが、
人生でたった1回あれば十分なのです。
プロポーズされた経験よりも、
貴女がご自分を大切にできていらっしゃるか?
普段から周りにどんなふうに扱われているか?
理想の結婚にどんなイメージを描けているか?
の方が重要かと存じます。