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(「バレンタインチョコ」はユキコ道違反２のつづき)
いつも女性からバレンタインのチョコを貰う事が多かった悪魔嫁にとって、
自分が男性にチョコをお贈りするのは、
初めてだったかもしれません。
(幼少期に父に贈った事はあるかもしれませんが・・・)
それはそれは、ひどい気分でございました。
吐き気を催すほど恥ずかしかっただけに、
今でもよく覚えております。
それは6粒入りの、
義理にしてはやや豪華、
本命にしてはややそっけないチョコレート
でございました。
天使夫は、その6粒を、
いちいち写真に撮りつつ1日1粒召し上がり、
1粒1粒惜しみつつ召し上がっては、
メールでご報告下さいました。
ユキコ道成功者の方は、
結婚後もご主人にプレゼントをしない方が多いかもしれませんが、
悪魔嫁は、結婚後はあげたいと思った時に、あげたいと思った物を、
自由にプレゼントしております。
なぜかと申しますと、
悪魔嫁
「そのみすぼらしいマフラーを使うのは、
もうやめて下さらない？
一緒に歩きたくないわ」
天使夫
「えっ、そう・・・？そんなにみすぼらしいかな・・・。
一応、クリスマスカラーを意識してみたんだけど・・・」
悪魔嫁
「緑が入っていれば、
何でもクリスマスカラーになるとは知らなかったわ」
天使夫は一向に自分の物を自分で買わない為、
そうしなければ常にヨレヨレだからでございます。
個人的には、こういう男性には、
結婚後はプレゼントしても良いと考えております。
しかも、
「男性は女性からプレゼントされても嬉しくない。
それより、自分のプレゼントに喜んで貰える方が、ずっと嬉しい」
とされておりますが、
天使夫の場合、どちらにしても素直に喜び、ただただ嬉しいようです。
しかし、ユキコ道では、特に交際中の男性へのプレゼントは厳禁ですからね。
バレンタインのチョコをプレゼントなさるなら、
ユキコ道失格になるご覚悟でどうぞ。
(完)
