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朝はいつも、主人が私より先に起き、
悪魔嫁の朝ごはんを用意して下さいます。
しかし・・・。
今朝はいつもより早く目が覚めた悪魔嫁。
主人はまだ熟睡しておりました。
先に起きましても、
リビングがまだ暖まっておりません。
仕方なく、主人が起きるまで、
ゴロゴロしている事に致しました。
退屈ですので、目覚めたときは主人の肩に私の頭が乗っておりましたが、
ベッドの反対側へとコロコロ移動。
もぞもぞ、ゴソゴソ。
悪魔嫁
「むううううううううう(伸び)」
天使夫
「(悪魔嫁の動きに目を覚まし、目をこすりつつ)
どうしたの?体調はどう?もう起きたいの?
」
悪魔嫁
「だってまだ天使夫さま、
全然起きないから、つまんない」
天使夫
「よしよし。退屈しちゃったんだね。
寝てる僕には興味ないの?
」
悪魔嫁
「寝てる天使夫さまは無愛想なんですもの」
天使夫
「寝てる人はだいたいそうだよ。
寝てるからね」
悪魔嫁
「夜くっついて寝ても、
途中で離れ離れになってますけど?」
天使夫
「(悪魔嫁をベッドの端から手繰り寄せつつ)
悪魔嫁さん、暑がって暴れるでしょ
(むぎゅうううううう)」
私は、寝ていて暑いとき、
おなかだけカバーして、
手足は出す形にお布団の形を整えます。
主人はそのような習性も心得済みですので、
私が暑がるとササッとお布団の形を変えてくれます。
でも、天使夫は熟睡中だけは無愛想なんです。
天使夫
「寝てる間もニコニコしてるって、
よっぽど良い夢見てるときくらいなんじゃないかなぁ・・・」
悪魔嫁
「寝てる間も気をつけて下さいね」
