美容院へも一緒に行く夫婦

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天使夫と悪魔嫁は、お互いが仕事か、
悪魔嫁がアトリエに居る間以外、
本当に四六時中ずっと一緒に居ります。
どこへ行くにも、
何をするにも、
一緒です。
昔の私でしたら考えられませんでしたが、
さすが、悪魔嫁生態研究の第一人者、天使夫。
「悪魔嫁の取扱説明書」を日々更新し続けているだけあり、
天使夫はいくら一緒に居ても快適なだけで、
息が詰まるという事がございません。
それにしても美容院は別かと思いましたが、
天使夫が私と同じであれば、
どの美容院でも良いと仰るので、
毎月2人して美容院へと訪れます。
(いつも天使夫が予約して下さいます)
また、天使夫は、髪型も服装も、
悪魔嫁好みにしたいと仰るので、
美容院へ参りますと、
必ず私が男性用のヘアカタログを見て、
天使夫の髪型を指定しております。
そして、結婚当初の天使夫はかなりの短髪でしたので、
その範囲で可能な髪型を指定しておりました。
しかし、悪魔嫁の本当の好みは、
オールバック。

オールバックでなくとも、
前髪を斜めに流しているような髪型も好きですが、
とにかくきちんとした髪型が好みです。
髪型だけでなく、服装もですけどね。
腰パンなんて言語道断。
あれは自転車の次くらいに完全撤廃して良い案件ですね。
きちんとした風情といえば、
たとえば、ハイフェッツさま。
(彼のシャコンヌは至高)
ハイフェッツ.jpg
(出典:classicmusic.jp)
感情のままに弾くのではなく、
完璧な技術を追求するスタイルが、
「冷たいヴァイオリニスト」
と称された彼は、
悪魔嫁が大好きな演奏家でございます。
畳の目を数えて物を配置する茶道のように、
「きっちり」「理路整然」「合理的」
このような正確な印象に清々しさを覚えます。
男性の髪もボサボサだらしない形ではなく、
きっちりと整えられている方が、
見ていて気分が良いのでございます。
(女性の髪型はそうとも限りませんが)
そこで、悪魔嫁はあるとき、
天使夫にもこの悪魔嫁の美学をお伝え致しました。
しかし、彼はこう仰ったのでございます。
天使夫
「うーん、オールバックかぁ・・・。
 オールバックって、
 不良っぽいイメージがあるから、
 苦手かも・・・」

オールバックが、不良っぽい?
私は、ハイフェッツさまがリーゼントだと言われたような、
不当な評価を受けた気が致しました。

悪魔嫁
「オールバックのどこが不良っぽいと仰るの?
 それはリーゼントでしょう。
 オールバックはちっとも不良っぽくなんてないわ

天使夫
「でもほら、『オールバック』って画像検索すると、
 結構いかつい感じの人がいっぱい出てくるよ?」

悪魔嫁
「まあ、わざわざ画像検索までなさるなんて、
 そうまでしてオールバックを否定なさりたいんですの?」

天使夫
「そういうわけじゃないよ」

結局、翌日の美容院で髪型を決める際、
天使夫が事の経緯をスタイリストさんにお話になり、
天使夫
「美容師さん、そんなことでケンカなさるなんて、
 可愛いって言ってたよ」

悪魔嫁
「・・・・・」

現在では長らく、
髪をきっちりと整髪剤で流す髪型を保っている、
天使夫なのでございました。
悪魔嫁
「ふん。また髪をお切りになって、
 以前の芝生のような髪型になさったら?」


天使夫
「嫌だよ」


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