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意外にも大好評な「底辺の食べ物」シリーズ。
個人的には、もう要らないと思っておりましたが、
なぜかお楽しみの声を多く頂戴致しますので、
本日も追加致しましょう。
貴女はココイ○というカレー屋さんをご存知でしょうか?
私は、この歳になるまで、
このカレー屋さんへ行った事がございませんでした。
まあ、先入観ではございますけれど、
どうせまた、
汚らしくしょぼくれた店舗に相違ございません。
なぜ私が、おうちより汚らしくしょぼくれた店舗で、
あえて食事する必要があると言うのでしょう?
にもかかわらず、外食をする事になった際、
天使夫が件のカレー屋さんに行きたいと仰るのでございます。
悪魔嫁
「それが私の健康を慮る人が口にするリクエストかしら」
天使夫
「ごめんね、悪魔嫁さん。
何を食べたいか聞き返されたから、
正直に答えちゃった」
悪魔嫁
「本当に私の事を想うなら、
私の健康に良い物を『食べたい』とリクエストして、
カレーが食べたいと思ってる事は秘密になさったら?」
天使夫
「確かに、そうすれば良かった。これからはそうするね」
悪魔嫁
「まったく、気が利かないわね。
たかがつまらないカレーなどの為に、
私を出歩かせないで頂きたいわ」
天使夫
「僕は悪魔嫁さんと一緒に歩けるだけで、
どこでも幸せだよ♪」
悪魔嫁
「あなたが幸せかどうかなんて聞いてないのよ」
天使夫と結婚してからというもの、
底辺の食べ物巡りが、
まるで日課のようでございます。
(つづく)