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私はこれまでの仕事柄、
 経営者の方とお会いする機会が多かったものですから、
 色々な収入の方と接して参りました。
 私のクライアントさまの中には、
 脱サラから1年で年商5億円になった方もいらっしゃいます
 (というか、そういう方は結構多い)。
 なぜかは分かりませんが、
 彼らは本当に、ルイ・ヴィトンがお好きです。
 全身ヴィトンの方も多いです。
 特に、旅行や出張に使う、
 ボストンバッグやトランクのダミエ率高し。
 ヴィトンって、分かりやすいですよね。
 私の父は、ヴィトンやプラダやディオール、
 セリーヌ、フェラガモ、フェンディなど、
 様々なブランドを使い回せるよう、
 各ブランドの新作を10代の私に買い与えておりました。
 10代の私には、たとえばエルメスで統一するよりも、
 他ブランドのポップな遊び心がある季節物の方が、
 可愛らしく感じられたのだと思います。
 そういう意味では、ヴィトンも含まれましたが、
 とりたててヴィトンを偏愛しているわけでもなさそうでした。
 億も二桁になって参りますと、エルメス率が高まり、
 さらに三桁では、ファッションに無頓着な方が多いです。
 ある億万長者の方は、当時リッツカールトンにお住まいでしたが、
 白い靴下にサンダルを履いていらっしゃいました。
 
 都心にいくつものビルを所有している御曹司も、
 色あせたデニムにヨレヨレのシャツイン
 +
 まさかのセカンドバッグ(!)。
 貧乏人なら許せないファッションでも、
 億万長者のいでたちとしてでしたら、許せます?
 実はお金があるほどおしゃれ、というわけでもないのです。
 むしろ、みすぼらしい(失礼)装いの方も珍しくございません。
 全身ブランド物で固めている方のほうが、
 「成金さんなのかな」との印象を持つほどです。
 ちなみに、ヴィトンが苦手な某億万長者夫人は、
 数千円~数万円の可愛らしいバッグを持ったりしますが、
 服と靴は必ずブランド物です。
 彼女は、他人からどう見えるかよりも、
 自分が身につけて、
 着心地・履き心地の良いものを重視しているのです。
 億万長者でない女性は、
 服と靴は安物で、
 バッグだけブランド物だったりしますよね。
 正反対だなあ、と思います。






